埼玉県中大規模木造建築技術者講習・登録制度とは

 埼玉県中大規模木造建築技術者講習・登録制度は、中大規模木造建築物設計の担い手となる技術者が不足している現状をふまえ、必要な知識と技術を備えた建築士、及び中大規模木造建築に求められる木材に詳しい木材生産者等を早急に育成し、その内容を公表することで、消費者(発注者) の保護を図ることを目的とした制度です。

登録時講習は全30時間の必修科目の履修

 登録時講習の必修科目の内容は、「地域力を育む」という観点から地域で生産可能な木材を活用するという点に焦点をあて、中大規模木造建築の黎明期である現状をふまえ、ベースとなる基本的な知識や技術の教育に重点をおいています。
 講習内容は、入門講座、基礎講座、専門・実践講座に大きくわけられます。入門講座は技術者に限らず多くの関係者に受講頂きたい内容を厳選したもので、総論、構造、劣化・維持管理の3科目4講座です。また、基礎講座は、木材・木質材料、法令、意匠、構造、防耐火の5科目10講座で、専門・実践講座は上記科目に施工を加えた3科目6講座からなります。

CPD制度を活用した登録制度

 講習内容は「建築士会継続能力開発(CPD) 制度」に基づき、「建築士法第22条」に基づいて「建築士会」が継続能力開発を行っている人の実績を確認して証明し表示します。
 具体的には、埼玉建築士会がCPD講習として認定したカリキュラムに基づき、埼玉県木造公共施設推進協議会が講習及び修了試験を実施し修了証を発行します。講習を履修された建築士有資格者の方(所属団体は問いません)は、修了証のコピーを添えて埼玉建築士会に登録申請を行えば、埼玉建築士会がその内容を確認して登録し、公表します。


建築士以外の方の登録

 木材生産・流通業、建設業、建材メーカー、市町村などに所属し建築士の資格をお持ちでない方については、埼玉県木造公共施設推進協議会が修了者を登録し、公表します。

 
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埼玉県中大規模木造建築技術者講習・登録制度の仕組み

受付

8:40~

第1講義

9:00~10:30

第2講義

10:40~12:10

第3講義

13:10~14:40

第4講義

14:50~16:20

6/26(土)

開講式 8:50~

概論1(総論)
地域力を育む建築物の木造化・木質化

三井所 清典

(前)日本建築士会連合会会長

概論2(構造)
身近な住宅用木材で中大規模木造建築をつくる

稲山 正弘

東京大学大学院教授

概論3(構造)
身近な住宅用木材で中大規模木造建築をつくる

稲山 正弘

東京大学大学院教授

概論4(劣化・維持管理)
木造建築物の劣化防止と維持管理

中島 正夫

関東学院大学教授

7/24(土)

 

木材・木質材料1
大きなうねりの中の木材利用なぜ、今木材、木の建築なのか

有馬 孝禮

東京大学名誉教授

木材・木質材料2
木材と木質材料の特性

有馬 孝禮

東京大学名誉教授

法令1
木造計画・設計基準、公共建築木造工事標準仕様書

小野 泰

ものつくり大学教授

木材・木質材料3
企画設計段階の木材調達の調整

鈴木 進

NPO木の家だいすきの会代表理事

8/21(土)

意匠1
中大規模木造建築の計画・設計プロセス

大倉 靖彦

(株)アルセッド建築研究所代表取締役

意匠2
中大規模木造建築の地域特性を活かした設計

大倉 靖彦

(株)アルセッド建築研究所代表取締役

構造1
在来軸組工法及び混構造の構造計画

山辺 豊彦

(有)山辺建築設計事務所代表取締役

木材・木質材料4
(仮)林業・木材産業の成長産業化の実現に向けて

齋藤 健一

林野庁林政部木材産業課木材製品部技術室長

8/28(土)

防耐火1
木造防耐火の基本1

安井 昇

桜設計集団代表

防耐火2
木造防耐火の基本2

安井 昇

桜設計集団代表

防耐火3
木造防耐火設計法1

安井 昇

桜設計集団代表

防耐火4
木造防耐火設計法2

安井 昇

桜設計集団代表

10/2(土)

施工1
地域材を活用した中大規模木造における工事監理

武田 光史

(株)アルセッド建築研究所

木材・木質材料5
木材の乾燥設備と乾燥技術

吉田 孝久

(前)長野県林業総合センター所長

木材・木質材料6
設計・施工段階の木材コーディネートの実務1

坂田 雅孝

(株)ウッディーファーム代表取締役

木材・木質材料7
設計・施工段階の木材コーディネートの実務2

坂田 雅孝

(株)ウッディーファーム代表取締役